水の飲みすぎも危険?水中毒に注意

普段何気なく飲んでいる水ですが、飲みすぎると命にかかわる「水中毒」を引き起こす可能性があることをご存知ですか?一般的に、成人が1日に必要な水分量は約2リットル前後。気温や活動量によって多少前後しますが、多くの人がこの範囲で生活しています。

ところが、一度に大量の水を摂取すると、体の中のナトリウム濃度が急激に下がり、低ナトリウム血症を引き起こすことがあります。これがいわゆる「水中毒」です。特に注意したいのは、1日6リットル以上の水を飲む場合。この量は致死量とも言われており、めまい、嘔吐、頭痛から始まり、最悪の場合はけいれんや意識障害、命を落とすケースもあります。

実際、マラソンやスポーツ中に飲みすぎで事故が起きた例も報告されています。体が欲する分だけ、少しずつ飲むことが大切です。また、多飲症(水を異常に飲み続ける病気)の疑いがある場合も、1日4リットル以上飲んでいるなら要注意。水分補給は大事ですが、ほどほどにが基本です。

のどが渇いていないのに大量に水を飲む、トイレの回数が異常に多い、といった自覚があるなら、早めに医師に相談するのが安心です。水は命を守る飲み物ですが、ルールを知らずに飲みすぎると、逆に体を傷つけることもあるのです。

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