御神木に触ってはいけない理由
神社を参拝していると、太くて古い木に赤いしめ縄が巻かれていたり、手を合わせる人がいたりすることを目にするかもしれません。これこそが御神木です。御神木には神様が宿っているとされ、自然と神聖さが一体となっている場所です。
しかし、いくら神聖な存在だからといって、実際に触ったり、抱きついたり、枝を折って持ち帰ったりするのは厳禁です。こうした行為は、神様への冒涜とされ、運を落とすどころか大きな罰当たりとされています。昔から「神域に手を出すな」という教えもあり、境内の木や石にさえ不用意に触らないのがマナーとされています。
実際に御神木に願い事をするときは、そっと一歩離れて静かに声をかける、手を合わせるといった方法が最も誠意のある対応です。無言の敬意こそが、神様に届くとされています。
近年では、SNSで写真を撮るために御神木に触る人が増えているとも聞きますが、それは本来の神道の心に反する行為。自然と神々を敬う日本の伝統を考えれば、決して無視できる問題ではありません。
御神木に出会ったときは、まず立ち止まり、静かに見守りましょう。触れなくても、その存在を感じ取るだけで、心は十分に癒されるはずです。
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