アルパカ毛の意外なデメリット

アルパカの毛は保温性が高く、ふんわりとした柔らかな肌触りが魅力で、セーターやマフラーなどのニット製品に人気があります。しかし、そんなアルパカ毛にも、残念ながら避けられない欠点があります。

最も大きなデメリットは、「毛が抜けやすい」こと。 羊毛は繊維がうねっているため、毛同士がからみ合い、生地にしっかり定着しやすい構造です。一方、アルパカの毛はまっすぐで滑らか。その分、ふわふわとした質感が生まれる一方で、繊維同士の絡みが弱く、織り込んだ後も毛が抜け落ちやすくなってしまうのです。

そのため、新しく買ったアルパカのセーターを着はじめたばかりの頃は、特に毛が服に付いたり、床に落ちたりすることが多くなります。洗濯のたびに少しずつ抜け毛が目立つようになり、長く使うほどに風合いが変わってくるのも特徴です。

とはいえ、この抜けやすさも、天然素材ならではの自然な性質。丁寧に扱えば、何年も愛用できる温かさと風合いがあります。手入れの際は、優しく押し洗いをし、平らに干すことで、毛の痛みを最小限に抑えることができます。

アルパカのぬくもりを楽しむ一方で、少しの手間と理解を持って接すれば、とても長く付き合える素材でもあるのです。

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