おしりのかゆみ、もしかして蟯虫?
「夜になるとおしりがかゆくなる」——これは、実は小児に多い「蟯虫(ぎょうちゅう)症」の典型的なサインかもしれません。蟯虫は長さ約1センチほどの白い虫で、夜間、特に就寝中に肛門の周りに卵を産みつける習性があります。この行為が刺激となり、強いかゆみを引き起こすのです。
お腹が痛くなるわけでも、熱が出るわけでもないため、気づきにくいのですが、実はとても感染しやすい寄生虫です。卵は非常に小さく、手やふとん、トイレの便座などを介して他の人の口に入り、体内で成長してまた同じサイクルを繰り返します。特に、家族や保育園・学校での集団生活の中では、気づかないうちに広がることも。
対策としては、毎日のお風呂や手洗い、爪を短く保つこと、下着を毎日変えることが大切です。家族全員で同時に治療することが多いので、一人に症状が出たら、早めに病院を受診しましょう。薬でしっかり駆虫すれば、数日でかゆみもおさまります。
夜のおしりのかゆみが続くなら、単なる乾燥やかぶれではなく、もしかすると「虫」のせいかもしれません。思い当たることがあれば、早めの確認をおすすめします。
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