ナッツは腎臓に悪い? 腎臓病の人が注意すべきこと
「ナッツは体にいい」とよく耳しますが、実は腎臓の機能が弱っている人にとっては、食べ過ぎに注意が必要です。ナッツ類は栄養価が高く、健康な人にとっては抗酸化作用や良質な脂肪の摂取源になります。しかし、慢性腎臓病を抱える人にとっては、ある成分が問題になることがあります。
それはリンです。腎臓の働きが低下していると、体内のリンをうまく排出できなくなります。ナッツはリンを多く含む食品の一つで、過剰に摂取すると高リン血症を引き起こす可能性があります。これにより、かゆみや骨の痛み、動脈硬化の進行といった深刻な合併症が現れることも。
乳製品やレバーと同様、ナッツも「高リン食品」に分類されます。医師や栄養士から食事指導を受けている腎臓病の人は、ナッツの摂取量に気を配ることが求められます。とはいえ、全く食べてはいけないわけではなく、種類や量、摂り方を工夫すれば、少量なら許容範囲内になることもあります。
例えば、ピーナッツよりリン含有量がやや低いアーモンドを少量食べる、または医師の指示に従ってサプリメントでリン吸着剤を使う方法もあります。大切なのは「何が体にいいか」ではなく、「今の自分の体の状態に合っているか」です。
結論として、ナッツが腎臓に「悪い」というより、腎臓病のステージや個人の状態に応じて適切にコントロールする必要がある食品といえます。不安がある場合は、かかりつけの医師や管理栄養士に相談しましょう。
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