ガトーショコラの「ガト」とは?
「ガトーショコラ」という名前を聞いたことがない人は、ほとんどいないでしょう。濃厚なチョコレートの風味が口いっぱいに広がるこのお菓子、実は名前の由来もフランス語にあります。
「ガトー」はフランス語で「ケーキ」や「焼き菓子」という意味。そして「ショコラ」は、そのまま「チョコレート」のことです。つまり、「ガトーショコラ」とは、直訳すると「チョコレートケーキ」というシンプルな名前。特別な魔法の言葉ではなく、まさに見た目通りのお菓子なのです。
日本ではもともと「ガトー」という言葉が、洋菓子全般を指すように使われ始め、ケーキ屋さんのショーケースに並ぶ華やかなスイーツのことを「ガトー〇〇」と呼ぶようになりました。ガトーショコラもそのひとつで、特に1980年代頃から人気に火がつき、今では家庭でも手作りされる定番スイーツに。
実は、フランス現地では「ガトーショコラ」という呼び方はそれほど一般的ではなく、単に「ケーキ・オ・ショコラ」(chocolat = チョコレート)と呼ぶことが多いそう。日本独自の呼び名が定着した好例といえるでしょう。
とはいえ、そのしっとりとした食感と深いコクは、国境を越えて誰もが認める美味しさ。次にガトーショコラを食べるときは、名前の意味も思い浮かべてみてください。ちょっと贅沢な気分になるはず。
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