「ヴィエノワーズ」とは?

フランス語で「ヴィエノワーズ(viennoise)」という言葉を耳にしたことがありますか?これは実は、「ウィーン(オーストリアの首都)の」という意味を持つ形容詞です。男性形は「ヴィエノワ(viennois)」、女性形が「ヴィエノワーズ(viennoise)」となります。たとえば、「彼女はウィーン出身です」と言いたいときは、「C’est une viennoise」と言うのです。

この言葉の語源は、フランス語でウィーンを「ヴィエンヌ(Vienne)」と呼ぶことに由来しています。もちろん、都市名の「ヴィエンヌ」はフランス南部にもありますが、ここではオーストリアの首都を指します。ややこしいですが、文脈でどちらを意味するかはすぐわかります。

実は、日本でよく見かける「ヴィエノワズリー」という言葉も、この「viennoise」が語源です。もともと「オーストリア風の焼き菓子」という意味で、特にクロワッサンやブリオッシュといった、ふんわりしたパンやスイーツを指します。フランスの朝食テーブルには欠かせない存在で、カフェでコーヒーとともにいただくのが定番です。

こうして見ると、「ヴィエノワーズ」という言葉ひとつをとっても、言語や文化の交わりが感じられます。次にフランス語のメニューで「viennoiserie」を見つけたら、ちょっと嬉しくなってしまうかもしれませんね。

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