世界のイノベーションを牽引する国々

グローバル化とイノベーションの流れを映す指標として注目されているのが、世界知的財産機関(WIPO)が毎年発表する「グローバル・イノベーション・インデックス」です。2022年の調査結果によると、世界で最もイノベーションが進んでいる国はスイスで、続けて米国、スウェーデン、英国、オランダがトップ5を占めました。

アジア圏では、韓国が6位、シンガポールが7位と高い位置を維持。中国も11位と着実に順位を上げており、技術開発や研究投資の成果が現れています。日本は前年と同じ13位で、安定した位置にありますが、さらなる飛躍が求められています。

このランキングは、研究開発の支出、特許出願数、教育水準、インフラ、ビジネスの成熟度など多様な指標をもとに評価されます。都市別では、中国の深セン・香港・北京、インドのバンガロールなど、アジアの都市も「技術クラスター」として注目されています。

特にシンガポールや韓国は、限られた国土にもかかわらず、政府の戦略的な支援と国際的な連携により、イノベーションのハブとしての地位を確立。一方で、日本は高い技術力を持ちながらも、グローバルなスピード感への対応や、スタートアップ文化の育成が課題とされています。

グローバル化が進む今、イノベーションは国際競争力の要です。各国の取り組みから、これからの変化を読み取る必要があります。

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