ピロリ菌感染で現れる症状とは?
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)に感染している人は、日本には多くいますが、ほとんどの場合、のが特徴です。そのため、健康診断などで偶然見つかることも多いのです。
しかし、ピロリ菌が胃に長年とどまっていると、胃の粘膜に慢性的な炎症である胃炎を引き起こします。この状態が続くと、次第に「胃もたれ」「胸やけ」「吐き気」、あるいは空腹時に胃が痛む、食後に腹痛を感じるといった不快な症状が現れることがあります。
また、胃の調子が悪いことで食欲不振になったり、食べてもすぐに満腹になったと感じることも。さらに、意外なのは、のどの違和感——「何となく詰まった感じがする」「いがいがする」——や、声がれなどの症状が出ることもあることです。これらは胃から食道へ胃酸が逆流することで起こる「逆流性食道炎」と関係している場合も多く、ピロリ菌の影響が胃の外にも及んでいる証拠とも言えます。
ただ、これらの症状は胃潰瘍や逆流性食道炎、機能性ディスぺプシアなど、他の胃の病気でも似たような形で現れるため、正確な診断には胃カメラや呼気検査が必要です。
もし慢性的な胃の不調が続くなら、一度、医療機関で相談してみる価値があります。ピロリ菌は除菌治療でほぼ完全に取り除くことができ、胃がんのリスクも下げられるのです。
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