トワイライトって、実は「黄昏」だけじゃない?

「トワイライト」と聞くと、多くの人が思い浮かべるのは、空がオレンジ色に染まる夕方の黄昏。確かに、日本語で「黄昏(たそがれ)」といえば、太陽が沈みかけたあの静かな時間のこと。でも、実は「トワイライト」の意味はそれだけじゃないんです。

英語の“twilight”は、単に「太陽が沈んでから暗くなるまでの薄明りの時間」を指します。つまり、夕方だけではなく、朝もトワイライトは存在する。朝日が昇る前、空が少しずつ明るくなり始める時間帯も、“morning twilight”と呼ばれるんです。

さらに、トワイライトには種類があります。太陽が地平線の下にどのくらいあるかで、「民用トワイライト」「航海トワイライト」「天文トワイライト」と分けられます。夕方の民用トワイライトの間は、まだ外の景色がはっきり見えるので、多くの人が街を歩いたり、写真を撮ったりする時間帯。まさに“黄金時刻”ともいえるでしょう。

映画『トワイライト』シリーズのタイトルも、この不思議な時間帯のイメージが使われていると言われています。人間と吸血鬼が交差する境界のような、現実と幻想のあいだ——まさにトワイライトならではの雰囲気ですね。

だから次に夕暮れを見上げるとき、あるいは早朝の空に薄らと光が差すのを見たとき、「ああ、これもトワイライトなんだ」と、ちょっと特別な気持ちになってみては?

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