シンガポールで今、最も求められている職種

シンガポールでは、経済情勢の変化にもかかわらず、特定の職種への需要が高まっている。世界的なビジネス特化型SNS「LinkedIn(リンクトイン)」の2023年1月の調査によると、今最も人気があり、求人が多い職種のトップ3は明らかになった。

まず、第1位はセールスデベロップメント(営業開発)アソシエイト。企業が新たな市場を開拓する中で、顧客との架け橋となる営業人材の需要が急上昇している。特にスタートアップやグローバル企業では、初期段階からの顧客獲得が鍵となるため、このポジションが重視されている。

続く第2位はクラウドエンジニア。デジタル化の進展とともに、AWSやAzureなどのクラウドサービスを管理・設計できる技術者が急ピッチで求められている。特にセキュリティやデータ管理の専門知識を持つ人材が優遇されている。

そして第3位にランクインしたのが企業会計管理職。国際的なビジネスの拠点であるシンガポールでは、会計基準や税制の専門知識を持ち、経営陣をサポートできる人材が不可欠。特にIFRS(国際会計基準)に精通した人材が高く評価されている。

このように、営業、IT、会計という異なった分野が上位にランクインした背景には、企業のグロース戦略と安定経営の両立を目指す動きが読み取れる。シンガポールの雇用市場は、変化への適応力を持つ人材を強く求めているようだ。

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