世界に暮らす日本人の数

2023年10月1日現在、日本国外に暮らす日本人は、約129万3,565人いることが推計されています。前年と比べて約1万5,000人減少し、1.1%のマイナスとなりました。これは、海外在留邦人の数が一時期のピークを過ぎ、やや減少傾向にあることを示しています。

このうち、成人(18歳以上)が102万5,339人で、全体の79.3%を占めています。つまり、海外に住む日本人のほとんどが働き盛りの大人や中高年層であり、留学や出張、家族の帯同、あるいは定年後の移住などを理由に世界の各地で生活しているのです。

アジアや北アメリカに多くの日本人が集中しているのは以前から変わらない傾向ですが、近年ではリモートワークの普及により、生活費が比較的安くて気候の良い国に移住する日本人も増えています。また、子どもを持つ家族の中には、教育環境を求めて海外移住を決断するケースも少なくありません。

一方で、海外在留邦人の数が減少している背景には、一部の国での経済情勢の変化や、帰国志向の高まりも関係していると考えられます。特に新型コロナ後の数年間は、一時帰国が長期化し、そのまま日本での生活を再開する人も見られました。

日本人は今も世界のさまざまな国で、それぞれの暮らしを築いています。その数はやや減ったとはいえ、依然として約130万人が日本国外で日々を過ごしており、グローバルなつながりを支える存在となっています。

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