スズメバチは本当に何度も刺せるの?

「蜜蜂は刺すと死ぬ」という話を聞いたことがあるかもしれません。確かに、ミツバチは毒針にかぎのような構造があり、刺すとそれが獲物の皮膚に引っかかって抜けず、引きちぎられてしまいます。その結果、ハチは命を落とします。だから、ミツバチが一度刺したら、それ以上攻撃してくる心配はありません。

しかし、スズメバチの場合はまったく違います。スズメバチの毒針はつるのように滑らかで、刺しても引き抜ける構造になっています。つまり、何度でも刺すことが可能なのです。これが、スズメバチが特に危険とされる大きな理由の一つです。

実際に、スズメバチに一度刺されたあとに、同じ個体が繰り返し襲ってくるケースもあります。しかも、スズメバチは「巣を守る」意識が非常に強く、威嚇するような行動をとることも。羽音が近づいてきて、急に攻撃されたという経験をした人もいるでしょう。

秋に活動が活発になるスズメバチ。山や公園、庭先など、自然に近い場所では特に注意が必要です。巣に近づかないよう気をつけ、万が一刺された場合はすぐに病院を受診しましょう。アレルギー反応を起こす場合もあり、油断はできません。

自然を楽しむときは、小さな命も尊重しながら、安全な距離を保つことが大切です。

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