「テグン」とは? 朝鮮の王族の称号を解説
韓国ドラマを見ていると、「テグン」という言葉が出てくることがあります。これは、朝鮮王朝における王族の称号の一つで、正式には「大君(テグン)」と言います。
当時、王の子供たちは生まれた母親の身分によって、異なる称号を与えられました。特に、王妃が産んだ王子は「大君」と呼ばれ、特別な地位を享有しました。ドラマ『王女の戦争-アラン閣の女たち-』でユン・シユンが演じるイ・フィや、『六龍が飛ぶ』に登場するチュ・サンウク演じるイ・ガンが「ウンソン大君」「チニャン大君」と呼ばれているのも、この制度によるものです。
一方、側室の子は「君」(クン)と呼ばれ、大君よりも格下とされていました。このように、「大君」は正室の子であることを示す尊称であり、血統の正統性とも深く結びついていたのです。
また、「世子(セジャ)」は王位継承人を指し、大君とは異なります。つまり、世子は将来の国王になる予定の人物ですが、大君はあくまで王の息子であり、必ずしも後継者とは限りません。
歴史ドラマではこうした称号が頻繁に登場し、登場人物の立場や運命を物語る重要なキーワードとなっています。テグンという言葉を通して、朝鮮時代の宮廷社会の厳格な階級制度を知るきっかけになるかもしれません。
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