咳が出ているとき、みかんは控えたほうがいい?

風邪を引いて咳が出ているとき、つい食べたくなるみかん。甘くてさわやかで、体に良さそうに感じますが、実は注意が必要です。かんきつ類に含まれる酸は喉への刺激が強く、咳がひどくなることがあるのです。

みかんやオレンジジュース、グレープフルーツなどはビタミンCが豊富で体に良いイメージがありますが、咳やのどの痛みがあるときは逆効果になることも。酸味がのどの炎症部分を刺激し、咳がさらに長引く原因になることがあります。また、市販のジュースには糖分が多く含まれており、これが痰を増やし、からだにこもった湿気を増やすともいわれます。

実際、東洋医学では、みかんなどの柑橘類は「寒涼の性質」を持つとされ、体が冷えていて咳が出ている人には向かない食材とされています。特に子どもや高齢者、体が弱っているときは、甘い果汁や酸っぱさが刺激になりやすいです。

では、まったく食べられないのかというと、必ずしもそうではありません。体調が回復し始めていて、咳も少しずつおさまっているなら、少量を食べる分には問題ありません。ただし、症状がピークのときは、りんご茶や大根の煮たものなど、のどにやさしい食べ物を選ぶのがおすすめです。

結論として、咳が出ている最中は、みかんや柑橘系ジュースは一時的に控えるのがベター。体のサインに耳を傾けながら、無理をしないことが回復への近道です。

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