「エセすぎる」ってどういう意味?

「エセすぎる」という表現を耳にしたことがありますか?これは、「本物らしくない」「どうでもいい」「まがい物」といった意味を含んでいます。文字通り「似非(えせ)」というのは、「見せかけはそう見えるけど、実は本物じゃない」というニュアンス。たとえば「えせうし」は牛に見えるけど牛じゃない何か、「えせき」は木に見えるけど本当はそうでないもの。昔から使われてきた言葉で、物事の質の低さ無価値さを軽く、あるいは皮肉を込めて表現するときに使います。

現代の会話では、「この店、インテリアがエセすぎる」と言ったり、「彼の意見はエセすぎて聞き入れられない」といった使い方もしやすい。つまり、見た目は立派でも中身が伴っていない、形式だけのものに対して使われる傾向があります。

また、「えせざむらい」のように、昔の言葉遊びにも通じるセンスがあります。武士のふりをしているけど、本当のさむらいの心を持たない――そんな偽りの存在を指すときにもぴったり。今の世の中にも、見た目ばかり派手で中身のない「エセ」な人やものって、意外と多くないですか?

「エセすぎる」という一言には、そんなちょっとした笑い批判が込められているのです。日常会話で使うと、ちょっとクールなニュアンスが伝わるかも。

関連項目

詳細記事

関連トピック