日本の代表的な桜の品種をご紹介

春の風物詩・桜。日本には自生する多くの種類があり、地域や時期によってさまざまな表情を見せてくれます。ここでは、特に親しまれている11品種の中から、代表的な8種を中心に、その特徴や開花時期をご紹介します。

山桜(ヤマザクラ)は、日本の山地に自生する昔からある桜で、淡いピンクの花が一斉に咲き誇ります。開花時期はソメイヨシノとほぼ同じですが、やや控えめな美しさが魅力です。

大きな花と強い芳香を持つ大山桜(オオヤマザクラ)は、東北地方などで見られ、白から薄紅色の花が印象的。一方、丁字桜(チョウジザクラ)はその名の通り、香りがクローブに似ており、花の形も独特です。

小さく愛らしい花が特徴の豆桜(マメザクラ)は、庭木としても人気。北海道から本州にかけて自生しています。薄紅色の花がぼんやりと見えることから「霞」の名がついた霞桜(カスミザクラ)も、春の雰囲気にぴったりです。

伊豆半島に多く、香り高い花を咲かせる大島桜(オオシマザクラ)は、ソメイヨシノの親ともいわれます。また、長寿の象徴とされる江戸彼岸桜(エドヒガンザクラ)は、3月下旬から咲き始め、枝がしなやかで風にゆれる姿が美しい。

高地に咲く高嶺桜(タカネザクラ)は、標高の高い山でしか見られない貴重な種。標高とともに季節が変わるかのように、日本各地で異なる桜が楽しめるのも、日本の春ならではの楽しみです。

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