芙蓉とムクゲの違いって?

夏になると庭や街路樹に咲く白やピンクの花。見た目が似ている「芙蓉(フヨウ)」と「ムクゲ」、どう違うのかと疑問に思ったことはありませんか?実は、ぱっと見はとても似ていますが、じっくり観察すると見分けられるポイントがいくつかあります。

まず、花の咲き方と散り方が違います。

フヨウの花は、花びらがまるく広がるように開き、枯れるとそのまま丸く落ちていきます。一方、ムクゲの花びらは細長く、散るときにくるりと巻き上がるような形になります。これは意外と気づきにくいポイントですが、よく観察するとハッキリ違いがわかります。

もう一つの見分けポイントはめしべの形。

フヨウのめしべは、先がくの字のように折れ曲がっています。それに対して、ムクゲのめしべはまっすぐ伸びているのが特徴です。花が咲いているときに近くで見てみると、この違いがよくわかります。

樹形にも違いがあります。ムクゲは枝がまっすぐ上に伸びるため、すっとした印象の木立ちになります。フヨウはやや横に広がる傾向があり、雰囲気がやわらかめです。どちらも落葉の低木で、初夏から秋にかけて長く花を楽しめます。

樹高については、品種や生育環境によって差があるため、はっきりした数値は難しいですが、庭木としても人気で、育てやすさも共通の魅力。ぜひお庭に一鉢、または街で見かけたら、ちょっと近づいて花の様子をのぞいてみてください。

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