ブールとバゲット、似て非なるフランスパン
フランスパン好きなら、一度は耳にしたことがある「ブール」と「バゲット」。見た目は似ているけれど、一体何が違うのでしょうか?
実は、形が違うだけではありません。 ブール(boule)という名前はフランス語で「ボール」や「丸いもの」を意味します。つまり、その名の通り丸く成形されたパンのこと。一方、バゲットは細長く、いわゆる「棒状」の形が特徴です。使用される生地は基本的に同じです。小麦粉、水、塩、酵母だけで作られるシンプルな配合。しかし、成形方法と焼き方が異なることで、仕上がりの食感も変わってきます。
ブールは丸く整形した後に最終発酵させ、オーブンに入る直前に表面に十字の切れ目を入れます。この切れ目からパンがふっくらと膨らみ、焼き上がりは外はパリッと、中はしっとりとした柔らかい生地がたっぷり。バゲットも外側はカリッとしていますが、ブールほどふわっとした内側のボリュームはなく、繊細な気泡構造が特徴です。
つまり、同じ生地から生まれた「兄弟」のような存在。 でも、形と焼き方の違いで、味わいがまったく別物に。朝食にはブールの温かいうちにバターをのせて、あるいはバゲットでオープンサンド…と、用途も広がります。次にパン屋さんで見かけたら、ぜひその違いを味わってみてください。
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