「カートゥーン」とは何を意味する?

日常的に耳にする「カートゥーン」という言葉。多くの人がアニメや漫画を連想するだろうが、実はもっと広い意味を持っている。

もともと英語のcartoonは、漫画や風刺画を指す。新聞や雑誌に載る、社会問題をユーモアを交えて描いたイラストもこれに含まれる。たとえば、政治家の特徴を誇張して描いた風刺画も、立派な「cartoon」だ。

また、昔の美術の世界では、フレスコ画などを描く前の下絵のことも「cartoon」と呼んでいた。現在でも、美術館で16世紀の「cartoon」が展示されることは珍しくない。

もっと身近な使い方としては、テレビやネットで見るアニメーションのこと。子ども向けのアニメも、大人向けの風刺アニメも、すべてcartoons(複数形)と呼べる。アメリカのテレビで流れる短編アニメシリーズを指して「Saturday morning cartoons」と表現することもある。

意外なのは、この言葉が動詞としても使える点だ。「I cartooned the scene from my dream(私は夢のシーンを漫画にした)」のように、描く行為そのものを表す。

つまり、「カートゥーン」は単なるアニメや漫画以上の意味を持つ、幅広い表現。言葉の背景を知ると、メディアやアートを見る目も少し変わるかもしれない。

関連項目

詳細記事

関連トピック