夜空を横切る伝説の竜・りゅう座
冬の夜空を見上げると、北の方角に長くうねるような星の並びが見つけられます。それが「りゅう座」、別名「竜座」です。この星座は古代ギリシャの神話に登場するドラゴンをイメージしており、2世紀の天文学者プトレマイオスがまとめた「48星座」の一つとして、昔から人々に語り継がれてきました。
りゅう座の特徴は何といってもその長く伸びた形。体をくねらせながら、こぐま座とおおぐま座の間を通り、しっぽを伸ばしているように見えます。頭の部分は明るく小さな四角形を形作る星々で、カイオロス星団とも呼ばれる「ドラゴンの目」のようにも感じられます。
日本では竜といえば、雲を駆け天を舞う神聖な存在。そんなイメージと重ね合わせて見ると、りゅう座はまるで神話の生き物が夜空に蘇ったかのように思えてきます。特に1月の夜に観測しやすく、都会の明かりが少ない場所なら肉眼でもその姿を追いかけられます。
冬の澄んだ空気の中、ふと夜空を見上げて、伝説の竜が静かに天を泳いでいる姿を想像してみてはいかがでしょうか。
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