ウォーキングをしても痩せないワケ

毎日真剣に歩いているのに、体重が減らない…。そんな経験をしたことがある人は、決して少なくありません。確かにウォーキングは健康的で、心肺機能の向上やストレス解消に効果的です。しかし、痩せるための運動としてだけ見ると、消費カロリーは意外と少ないのです。

たとえば、速足で30分~1時間歩いたとしても、消費されるカロリーはだいたい200~210kcalほど。ところが、ご飯茶碗一杯(約150g)のカロリーは234kcalもあります。つまり、がっつり1時間歩いた努力が、茶碗1杯のごはんを食べるだけでチャラになってしまうのです。

さらに、多くの人が気づいていないのは、運動による消費カロリーの割合の小ささ。日常生活のなかで私たちが消費するエネルギーのうち、運動が占めるのは全体の10~20%程度。残りの大半は基礎代謝や内臓の活動によるもの。だから、どんなに頑張って歩いても、食事の内容や量が変わらなければ、痩せにくいのは当然です。

もちろん、ウォーキングは健康維持にとても良い習慣です。でも、痩せたいなら、歩くこと+食事の見直しが不可欠。特に糖質の多い食事や間食に気をつけるだけで、結果は大きく変わってきます。運動だけに頼らず、生活全体のバランスを見直すことが、本当の意味での「やせること」につながるのです。

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