トマトのリコピンががん予防に効果的?

毎日の食卓に並ぶトマト。その鮮やかな赤色には、リコピンというポリフェノールの一種が含まれており、がんの予防に役立つと注目されています。リコピンは強い抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を抑え、細胞の酸化を防ぐ働きがあると考えられています。

特に、前立腺がんや肺がんに対する予防効果が多くの研究で指摘されています。また、胃がん、大腸がん、子宮がん、膀胱がん、さらには口腔がんなど、さまざまながんとの関連も報告されています。2004年にクチューク教授が提唱した「1日に5〜10mgのリコピンを摂取するとよい」というアドバイスは、今も多くの栄養学者によって支持されています。

リコピンは生のトマトにも含まれますが、加熱することで細胞壁が壊れ、吸収率が格段に高まります。そのため、トマトソースや煮込み料理、スープなどにすると、より効率的に摂取できます。また、リコピンは脂溶性のため、オリーブオイルと一緒に調理すると、さらに吸収されやすくなります。

1日の目安量をクリアするには、例えば加熱処理されたトマト缶を100gほど使ったパスタソースがおすすめです。毎日の食事に少し工夫を加えるだけで、健康への良い影響が期待できるのです。トマトをもっと積極的に取り入れて、元気な体づくりを目指しましょう。

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