第117回歯科医師国家試験の合格率、上昇続く

2024年4月1日、厚生労働省から第117回歯科医師国家試験の結果が発表された。全体の合格率は66.1%と、前年比で2.6ポイント上昇し、ここ数年で最も高い水準に達した。

新卒受験者の合格率は81.5%と高い水準を維持しており、教育機関での着実な指導が成果を上げていることがうかがえる。一方、既卒者の合格率は39.8%と依然として低めで、再挑戦者にとっては依然として難関であることに変わりはない。

性別での差異も目立つ。男性の合格率は62.0%であるのに対し、女性は72.0%と10ポイント以上上回った。近年、歯学部への女性進学者が増加しており、学習継続力や試験対策の意識の高さが背景にあると見られている。

歯科医師の需要は都心部だけでなく、地方でも高まっており、国家試験の合格は今後もキャリア形成において重要なステップとなる。合格率の上昇は、教育の質の向上や受験生の意識変化を反映しているが、依然として約3人に1人しか合格しない厳しい試験であることも忘れてはならない。

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