大人になるほど歯の神経を抜く人が増える?
「歯の神経を抜く」=根管治療は、年齢とともに経験する人がぐんと増えていくことが明らかになっています。特に20代では約3人に1人が一度は神経を抜いた経験があるとされ、これが30代で約2人に1人、40代では5人に3人、そして50代では3人に2人にまで上昇します。つまり、50代のほぼ7割が何本かの歯で神経の処置を受けているのです。
この傾向の背景には、長年の虫歯のくり返し、かみ合わせの負担、過去の治療の経年劣化などがあります。若いころに小さなむし歯で詰め物をしても、数十年たつと再発や割れが生じ、ついには神経まで達してしまうケースも少なくありません。
また、神経を抜いた歯はもろくなりやすく、後々かみ合わせの強い力で割れてしまうリスクも高まります。一度神経を抜いた歯には、早めに被せ物(クラウン)を入れてしっかり保護することが大切です。
最近では、なるべく神経を残す「保存療法」の技術も進歩しており、少しでも早く歯科医院を受診することで、神経を守れる可能性が広がっています。歯の痛みや違和感があるときは、放置せず早めの対処が鍵です。
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