なぜ人はゴキブリに「キモい」と感じるのか?

突然、台所の隅から黒い影がスーっと動き出したら…。思わず飛びのいてしまう人も多いはず。多くの人が「気持ち悪い」と感じるゴキブリへの嫌悪感、その理由が調査で明らかになっています。

2021年のアンケートによると、ゴキブリが嫌いな理由として最も多かったのは「見た目」で242票。黒く光る体、長い触覚、素早い足の動き——これらが「虫らしくない」「どこか不気味」と感じさせ、生理的な嫌悪を引き起こすようです。実際、進化の過程で人間は、不快な見た目の生物を避けようとする本能を持っていると言われています。

2番目に多かったのは「予測できない、素早い動き」で199票。静かだったと思ったら急に跳ねるように走り出すその動きは、恐怖心をあおります。他の虫のようにじっとしているわけでもなく、まるで人間の様子をうかがっているかのような仕草も、不安を増幅させます。

さらに、ゴキブリは暗い場所や夜間に出るため、普段見ない時間に現れることも驚きを大きくしています。衛生面の心配もあるため、見かけただけで「どこから来た?」「ほかにもいるの?」とストレスを感じる人も。

見た目も、動きも、生息する時間帯も——ゴキブリは人間の警戒心を刺激する要素をいくつも持っている生き物。無理に慣れようとするより、清潔な環境を保ってすがすみ出ないよう対策するのが、一番の近道かもしれません。

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