ビタミンDの飲み過ぎに注意!
ビタミンDは、骨を丈夫に保つのに欠かせない栄養素で、日光を浴びることで体内でも作られます。しかし、必要以上にサプリメントなどで摂取しすぎると、実は体に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
ビタミンDは脂溶性のため、余分な分がすぐに体外に排出されず、体内にたまりやすくなります。とりすぎると、血液中のカルシウム濃度が上がりすぎる「高カルシウム血症」を引き起こすことがあります。これにより、カルシウムが血管や腎臓、心臓など本来沈着してはいけない場所にこびりつくのです。
その結果、腎臓に負担がかかり、腎機能障害を起こすこともあるほか、だるさや食欲不振、吐き気、嘔吐といった症状が出ることも。ひどい場合には、神経が過敏になり、イライラやけいれんが現れることも報告されています。
通常の食事や適度な日光浴ではビタミンDの過剰症はほとんどありません。問題になるのは、サプリメントの使いすぎ。特に冬場に不足しがちだからといって、無理に大量に摂取するのは危険です。1日に必要な量は、成人で10~20μg程度。過剰摂取の目安は1日100μg以上とされており、長期間にわたってそれを超えるとリスクが高まります。
サプリを使うなら、自分の生活習慣や日照時間も踏まえて、無理のない範囲で。気になる方は、一度かかりつけの医師に相談するのが安心です。
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