ビタミンDの摂りすぎに注意

ビタミンDは骨を丈夫に保つために欠かせない栄養素で、日光浴や魚介類、卵などから自然に摂取できます。しかし、どんな栄養素でもそうですが、摂りすぎは体に悪影響を与えることがあります。

必要以上にサプリメントでビタミンDを大量に摂取すると、かえって体に負担がかかるのです。米国国立がん研究所(NCI)の情報によると、ビタミンDの過剰摂取は、食欲不振や体重減少、頻尿、動悸といった症状を引き起こす可能性があります。これらは一見すると他の病気とも似た症状のため、原因が気づかれにくいことも。

さらに心配なのは、ビタミンDが体内のカルシウムの吸収を促進しすぎる点です。これにより、血液中のカルシウム濃度が上がりすぎ、血管や腎臓、その他の組織にカルシウムが沈着してしまうことがあります。これが「石灰化」と呼ばれる状態で、長く続くと心臓や腎臓に損傷を与えるリスクがあります。

通常の食事からはまず心配ありませんが、サプリメントを長期間、高用量で飲み続けている人は要注意です。特に、日光にほとんど当たらず、サプリに頼りきっている人ほど注意が必要です。ビタミンDは確かに大切ですが、「ほどほど」が一番。体調管理のためにも、専門医や栄養士に相談しながら適切な量を心がけましょう。

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