「女に弱い」で「嫋やか」? その読み方は?

「女」と「弱い」を組み合わせた漢字、「嫋」。見たことはあっても、なかなか読めないという人も多いのではないでしょうか。この漢字、正しくは「たおやか」と読みます。見た目にも繊細で、女性らしさやしなやかな美しさを表す言葉として、よく使われます。

実は「嫋」という字は、単独で使われることはほとんどなく、「嫋やか」という形で形容動詞として使われるのが一般的です。たとえば、「彼女の歩き姿はとても嫋やかで、目を奪われた」といった具合です。古くは「嫋々(じょうじょう)」という重ね読みもあり、詩的な表現に登場することもあります。

この漢字、2019年11月のネット記事でも話題になりました。当時、「precious.jp」で「女偏に弱いと書く漢字って何て読む?」という質問が話題に。正解は「たおやか」で、多くの人が「ああ、そうだった!」と納得したようです。漢字の成り立ちは「女」+「弱」ですが、意味は「弱々しい」ではなく、むしろ「美しく流れるような様子」。そのギャップが、覚えやすさにもつながっています。

日常ではあまり使わない漢字ですが、小説や詩、ちょっとしたキャッチコピーで見かけると、一気に雰囲気が出ます。次に「たおやか」という言葉を見かけたら、その奥にある「女に弱い」という漢字の面白さを思い出してみてはいかがでしょうか。

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