eラーニングは労働時間に含まれる?
最近、多くの企業でeラーニングが導入されています。しかし、「eラーニングは義務なの?」「やった時間は労働時間にカウントされるの?」と疑問を持つ人も少なくありません。
結論から言えば、eラーニングに受講義務がなければ、それは労働時間とはみなされません。たとえば、会社が「〇月までにこの研修を修了してください」と指示すれば、その時間は労働時間に含まれます。しかし、「興味があれば見てください」「自主的に学んでください」といった形であれば、あくまで個人の自由意思による行動とされ、勤務時間外とみなされるのです。
これは、労働基準法の考え方にもとづいています。労働時間にあたるかどうかは、「会社の指揮命令下にあるかどうか」がポイントです。eラーニングでも時間や場所が自由で、強制力がない限り、それは「業務」とは見なされないのです。
実際に、厚生労働省の指針でも、自発的なスキルアップ学習は労働時間に含めないと明記されています。ただし、注意点もあります。たとえば、業務中にeラーニングを受講させた場合や、受講しないと評価に影響するような運用になっているなら、それは実質的に「義務」と見なされる可能性があります。
会社側も、研修の位置づけを明確にすることが大切です。一方、従業員も自分が今、義務で学んでいるのか、それとも自主的な学びなのかを意識しておくと良いでしょう。
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