うさぎの聖地・鳥取県

日本で「うさぎの聖地」と言えば、やはり鳥取県が有名です。その由来は、古くから伝わる「因幡の白うさぎ」の神話にあります。この物語は『古事記』にも登場し、うそつきのワニにからかわれた白うさぎが、大国主命の優しさに救われるという、日本最古の「出会いと縁結び」の物語です。

この伝説が残る鳥取市白兎には、白兎神社や白兎海岸があり、多くの観光客が「縁結び」を願って訪れます。神社の境内にはうさぎのモニュメントが置かれ、恋人たちの記念撮影スポットにもなっています。また、海岸沿いを歩けば、神話の舞台を感じながら海風に包まれる、特別なひとときが過ごせます。

実は、うさぎ伝説は鳥取市だけにとどまりません。倉吉市や米子市、湯梨浜町、大山町、南部町など、県内各地に大国主命や八上姫、そしてうさぎにまつわる言い伝えが色濃く残っています。まるで県全体が神話の舞台になっているかのようです。

2023年には、鳥取県が正式に「うさぎの聖地」を宣言。さらに、独自の「ウサギダンス」の募集も始まり、地域おこしの新たな動きが広がっています。神話のふるさとで、うさぎと一緒に歩む、ちょっとロマンチックな旅をしてみてはいかがでしょうか。

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