お酒を飲むとドキドキする?アルコールと動悸の意外な関係
お酒を嗜んでいる最中や飲んだ後に、急に胸がドキドキして脈が速くなった経験はありませんか?「お酒の席で気分が高揚しているだけ」と思いがちですが、実は体内で起こっている化学反応が大きく関係しています。
アルコールが体内に吸収されると、肝臓で分解される過程でアセトアルデヒドという物質に変化します。このアセトアルデヒドには血管を広げる作用があり、一時的に血圧が低下します。すると体は下がった血圧を補おうとして、心臓に「もっと血液を送り出せ」と指令を出し、脈拍を急激に増やしてしまうのです。
特に日本人をはじめとするアジア人は、遺伝的にアセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱い人が多いと言われています。そのため、少量の飲酒でも顔が赤くなったり、動悸を感じやすかったりする傾向があります。
お酒を飲んで心臓が舞い上がるような感覚を覚えたら、それは体が「少しペースを落として」と発しているサインかもしれません。空腹での飲酒を避け、お酒と同量の水分を補給するなど、体への負担を減らしながら無理のないペースで嗜むことが大切です。
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