「蓮葉女(はすはおんな)」とは?言葉の意味と由来

日常生活で「あの人ははすっぱだ」という表現を耳にすることがありますが、その語源となった言葉が「蓮葉女(はすはおんな)」です。一般的には、軽はずみで浮気な女性や、言動に品がない女性を指す言葉として知られています。

この言葉の由来には諸説あります。ひとつは、江戸時代にお盆の時期だけ臨時でハスの葉を売る露店(蓮葉商い)があったことから、その場限りの軽さや身持ちの定まらなさを例えたという説です。また、ハスの葉の上で水滴がゆらゆらと落ち着かなく転がる様子から、心が移り気で浮ついた様子を表すようになったとも言われています。

さらに歴史を遡ると、江戸時代の上方(関西)などで、問屋や宿で客の接待や夜の相手をした女性を「蓮葉女」と呼んでいた背景もあります。ハスの花自体は清らかで神聖な象徴とされることが多いですが、その葉に由来する言葉が浮薄さや品行のなさを意味するようになったのは興味深い文化的なギャップと言えます。

関連項目

詳細記事

関連トピック