「蓮」「蓮華」「レンコン」の違いを知っていますか?
きれいな花を咲かせるハスですが、「ハスの花はレンコンなのか?」と疑問に思ったことはありませんか?結論から言うと、花そのものがレンコンになるわけではありません。それぞれの名前には、植物の部位や呼び方による明確な違いがあります。
まず、「蓮(ハス)」は植物全体のことを指す言葉です。そして、水面に美しく咲くハスの花を古くから「蓮華(れんげ)」と呼びます。仏教でもおなじみの、清らかで幻想的なあの花のことです。
一方で、私たちが普段おいしく食べている「レンコン(蓮根)」は、ハスの土の下にある「地下茎(ちかけい)」が肥大化した部分です。名前に「根」と書きますが、植物学的には根ではなく茎の仲間になります。泥の中で栄養を蓄えて丸々と育った茎が、あのシャキシャキとした食感のレンコンになるのです。
つまり、地上で華やかに咲くのが蓮華(花)で、水中や泥の中で育つ茎の部分がレンコンというわけです。次にハスの花や食卓のレンコンを見るときは、ぜひこの違いを思い出してみてください。
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