不貞行為の回数で慰謝料が増額される?
不貞行為の回数が慰謝料の金額に大きく影響することをご存知ですか?単なる1回や2回の行為よりも、繰り返し行われた場合は「悪質性が高い」として、裁判所が高額な慰謝料を認める傾向があります。
ある判例では、不貞行為が約20回に及んだことから、「単なる一時的な過ちではなく、継続的な関係」と判断されました。その結果、通常の慰謝料相場よりも高い352万円が認められました。一般的な慰謝料の相場は200万円前後とされる中で、これはかなり高額な部類に入ります。
一方で、3回程度の不貞行為では「回数が少ない」として、慰謝料の額が抑えられるケースも少なくありません。つまり、回数が多いほど「不貞の重み」が増し、精神的苦痛も大きかったと認められやすくなるのです。
もちろん、回数だけでなく、関係の継続期間や相手とのやり取りの内容、離婚に至ったかどうかなども総合的に考慮されます。しかし、裁判例を見る限り、10回を超えるような関係は「多い」と見なされやすく、慰謝料の増額につながる可能性が高いと言えるでしょう。
不貞行為の問題に直面した場合、ただ感情に任せるのではなく、こうした実際の判例を踏まえて冷静に対処することが大切です。特に証拠の有無や行為の頻度は、後の交渉や裁判で大きなカギを握ります。
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