幻日は珍しい? 実はそうでもない!
空の両側に太陽のまわりを囲むように、虹色の光が現れる——そんな不思議な現象を「幻日」と呼びます。見たことがある人もいるかもしれませんが、実はそれほど珍しい現象ではないんです。
レア度は★★とされ、条件がそろえば比較的よく見られます。特に冬の朝や夕方、太陽が低い位置にあるときに観測されやすく、空に広がる薄い雲に含まれる無数の小さな氷の結晶が、太陽光を屈折させることで生まれます。まるで太陽がもう一つ横に現れたかのような美しさが特徴です。
幻日は片方だけ見えることもあれば、左右両側に現れることもあります。その瞬間をキャッチするには、太陽の周辺に薄い雲がある日、空をよく見上げることがポイント。カメラで撮影するときは、太陽を直接写さず、手や建物でさえぎって撮るのがコツです。
専門家の観測によると、日本各地で年に数回は確認されており、関東や北海道など冷気が入る冬場に特に多く報告されています。特殊な天候ではなく、身近な大気の魔法。次に空を見上げるとき、もしかしたらその輝きに出会えるかもしれません。
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