慰謝料の支払いから逃げることは可能か?
不倫が発覚し、パートナーから慰謝料を請求される――こうした状況に直面したとき、「支払いから逃げることはできるのか?」と考える人もいるかもしれません。結論として、法的に責任がある場合、完全に「逃げ切る」のは現実的ではありません。
確かに、無職で財産が何もない場合、仮に裁判で慰謝料の支払い命令が出ても、実際に差し押さえるものがないため、請求された金額が回収されないことがあります。そのため、一部では裁判所からの呼び出しを無視し、一切応じないという選択をする人もいます。しかし、これは長期的に見るとリスクが大きいです。
裁判で確定した支払い義務は消えません。その後、収入や財産ができた場合、債権者(元のパートナー)が強制執行を申し立てる可能性があります。給料や不動産、預金などが見つかれば、その場で差し押さえられるのです。
また、慰謝料の金額については、必ずしも高額になるわけではありません。状況によっては数十万円程度に抑えられることもあれば、示談交渉で支払いを減額したり、分割にしたりすることも可能です。無視するのではなく、弁護士に相談し、現実的な対応を取ることが賢明です。
感情的な問題だからこそ、冷静な判断が求められます。逃げず、正しく向き合うことが、将来的なトラブルを防ぐ第一歩です。
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