死後に遺体の目が開く理由とは?
故人のお顔を拝みに行った際、閉じられていたはずの瞼(まぶた)が少し開いているのを見て驚かれることがあります。実はこれには明確な理由があり、皮膚の乾燥が主な原因です。
人が亡くなると、体内の水分が少しずつ失われていきます。時間が経過するにつれて瞼の皮膚も乾燥して縮んでしまうため、その力で次第に目が開いてきてしまうのです。また、時間の経過とともに眼球自体が少しずつ落ち込んで(陥没して)いくことも、瞼が開く一因となります。
死亡直後から早期に現れるこれらの変化を防ぐため、遺体衛生保全の「死後処置」では丁寧なケアが行われます。具体的には、瞼の内側に薄く脱脂綿を入れるといった処置が施されます。これにより、眼球の陥没を防ぐと同時に乾燥による開眼を防止し、穏やかな表情を保つことができるのです。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。