犬の「ブーブー」「ガーガー」という呼吸音に注意!気管虚脱などの可能性

愛犬が突然、豚のような「ブーブー」という音や、アヒルの鳴き声のような「ガーガー」とした苦しそうな呼吸、あるいは激しい咳をすることがあれば、それは単なる一時的なむせ返りではないかもしれません。

このような異常な呼吸音を引き起こす代表的な病気に、「気管虚脱(きかんきょだつ)」があります。これは、空気の通り道である気管が本来の丸い形を保てずに潰れてしまい、呼吸がスムーズにできなくなる病気です。特にチワワ、トイプードル、ポメラニアンなどの小型犬や、肥満傾向のある犬によく見られます。

また、パグやフレンチブルドッグ、シー・ズーなどの短頭種(鼻が短い犬種)の場合、「短頭種気道症候群」という特有の疾患が原因のこともあります。これには、喉の奥の軟口蓋という部分が長すぎて気道を塞ぐ「軟口蓋過長症」や、咽頭の麻痺などが含まれます。

これらの呼吸器の病気は、興奮したとき、運動時、または夏の暑い時期や湿度の高い日に症状が悪化しやすいのが特徴です。進行すると酸素不足によるチアノーゼを起こしたり、命に関わったりすることもあります。愛犬の呼吸音に少しでも違和感を覚えたら、速やかにかかりつけの動物病院を受診し、適切な検査や治療を受けさせてあげましょう。

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