犬の泥状便は下痢?知っておきたい原因と見極めのポイント

愛犬のウンチがいつもと違い、形がなくてまるで泥のような状態になっていると、多くの飼い主さんは「下痢をしてしまった!」と慌ててしまうものです。この泥状便(でいじょうべん)は、通常の軟便よりもさらに水分量が多く、形を保てなくなった状態のことで、医学的にも立派な下痢の一種と言えます。

犬が泥状便をする原因は様々です。人間と同じように、食べすぎやフードの急な切り替えによる消化不良、冷え、引っ越しやペットホテルなどの環境の変化によるストレスが原因で一時的に腸の調子を崩してしまうことがあります。また、細菌やウイルスの感染、寄生虫、アレルギーなどが潜んでいるケースも考えられます。

対処法として最も大切なのは、愛犬の全体的な様子を観察することです。もし泥状便が1日のうちに1回きりで、その後は普段通り元気があり、ご飯もペロリと食べているようであれば、一過性のものの可能性が高いため少し様子を見ても大丈夫なことが多いです。ただし、お腹を休めるために半日ほど絶食させたり、水分補給を心がけたりするとよいでしょう。

一方で、泥状便が何度も続く場合や、血が混ざっている、嘔吐を伴う、ぐったりして元気がないといった症状が見られる場合は注意が必要です。脱水症状を起こす危険性もあるため、自己判断せずにウンチの写真や実物を持って、早めに動物病院を受診することをおすすめします。

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