犬のあごを撫でると足がバタバタ動く秘密

愛犬のあごの下を優しく撫でているとき、まるで自転車をこぐように後ろ足が勝手にバタバタと動く姿を見たことはありませんか?まるでどこかのスイッチを押したかのようなこの愛らしい反応には、犬の素直な心理と体の仕組みが隠されています。

ドッグトレーナーの鹿野正顕さんによると、これはあごを撫でられるのがあまりにも気持ちよいために起こる行動だそうです。犬にとってあごの下は自分では届きにくく、痒くなりやすい場所。そこを大好きな飼い主さんに撫でてもらう心地よさは格別です。あまりの嬉しさと気持ちよさに、犬は無意識のうちに「自分であごを掻いている気分」になって後ろ足を動かしてしまいます。脳が極上のリラックス状態を感じることで、体が自然と反応してしまうのです。

実は、このように特定の場所を刺激されると無意識に足が動いてしまう現象は、「掻き毟り反射(引っ掻き反射)」と呼ばれる神経の仕組みでもあります。犬だけでなく多くの動物に見られるごく自然な行動で、決して病気や異常ではありません。むしろ、それだけリラックスして飼い主さんに心を許しているという最高の「信頼の証」なのです。

もし愛犬の足が動き出したら、それは「そこそこ!すごく気持ちいいよ」というサイン。ぜひ優しく声をかけながら、極上の癒やしの時間を続けてあげてください。

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