老衰で食事が摂れなくなったときの経過と余命
高齢になり老衰が進むと、徐々に体全体の機能や食欲が低下し、最終的には口から食事を摂ることが難しくなります。ご家族として「あとどのくらい一緒にいられるのだろうか」と不安に思うのはとても自然なことです。人工的な栄養補給などの延命治療を行わない場合、食事や水分を全く口にしなくなってからおよそ1週間程度で穏やかな最期を迎えることが一般的といわれています。
食事が取れなくなるのは、体が生命の旅立ちに向けて自然とエネルギー消費を減らし、身体機能を静かに停止させようとする自然なプロセスです。この時期に無理に食べものを口に運ぶと、誤嚥(ごえん)や苦痛につながる恐れがあります。
点滴などの医療処置を行うかどうかはご本人やご家族の考えによりますが、最期の段階では唇を湿らせる水分ケアや優しく声をかけるなど、不安をやわらげ穏やかに寄り添う時間を大切にすることが何よりのケアになります。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。