雨が降ってなくても虹? 実は違う光の現象が見えていた!

「雨が降ってないのに、空に虹のようなものが見えた」と思ったこと、ありませんか?実はそれ、雨のない空に現れる別の不思議な現象かもしれません。

環水平アーク環天頂アーク、そして幻日と呼ばれる現象は、雨がなくても見られる自然の光ショーです。これらは雨粒ではなく、高い空に浮かぶ巻き雲に含まれる微細な氷の結晶によって引き起こされます。太陽の光がその氷の結晶で屈折・反射されることで、まるで虹のように色とりどりの光の帯が空に広がるのです。

特に環水平アークは、太陽が高い位置にある夏の午後によく現れます。空の高いところに横に伸びるレインボーリングのような弧が、一瞬だけ輝く様子は圧巻。幻日は太陽の左右に2つ、まるで太陽が増殖したように見える不思議な現象で、昔は「天の使いが現れた」とも言われたほど。

こうした現象は、太陽の角度や高度、雲の状態によって見られるかどうかが決まります。雨が降っていなくても、晴れた空に太陽と氷晶のタイミングがぴったり合うと、自然が織りなす美しいアートが広がるのです。

次に空を見上げるとき、ちょっと注意してみてください。思いがけない光の演出に、出会えるかもしれませんよ。

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