高齢者の徐脈(じょみゃく)とは?症状と注意点

加齢とともに注意したい心臓のトラブルのひとつに、脈拍が通常よりも遅くなる「徐脈(じょみゃく)」があります。心臓の拍動が遅くなると、一度に全身へ送り出される血液の量が減り、特に脳への酸素や栄養の供給が不足しやすくなります。

徐脈によって脳への血流が滞ると、日常のふとした瞬間に強いめまいやふらつき、倦怠感などの症状があらわれます。高齢者の場合、単なる「年のせい」として見過ごされてしまうことも少なくありません。

特に警戒が必要なのが、拍動と拍動の間隔が空いてしまう「心停止」の危険性です。一般的に、3秒以上の心停止で強いめまいが起こり、5秒以上になると意識を失って失神するとされています。急な失神は、転倒による骨折や頭部打撲など大きな怪我に直結するため非常に危険です。

息切れやふらつきを頻繁に感じる場合は自己判断せず、早めに循環器内科などの医療機関を受診して、適切な検査と治療を受けましょう。

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