高齢者における高血圧の特徴と日常管理のポイント

加齢に伴い血管の柔軟性が低下すると、若年層とは異なる高齢者特有の高血圧が現れます。最も代表的な特徴は、上の血圧だけが高くなり脈圧(上下の差)が大きくなることや、状況によって血圧が大きく上下する血圧動揺性が高まる点です。

また、病院での測定時だけ血圧が上がる白衣高血圧のほか、本来は下がるはずの夜間も下がらないnon-dipper型や、早朝に血圧が急上昇するモーニングサージが多く見られます。一方で、立ち上がり時や食後に急激な血圧低下を起こす起立性低血圧や食後低血圧も増え、めまいや転倒の原因となります。

高齢者の血圧管理では、こうした変動パターンを理解し、日常的な家庭血圧の記録をもとに無理のないコントロールを目指すことが重要です。

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