株の世界でふと目を惹く銘柄がある。証券コード2930、北の達人コーポレーション。独自路線を突っ走るEC特化型企業として業界ではおなじみだが、実際のところ株主還元はどうなっているのか。配当の仕組みから、思わず二度見する豪華な自社ブランドの優待内容まで、投資家が喉から手が出るほど知りたい情報を徹底的に解剖していく。
異端のEC企業が描く驚異の株主還元戦略
まず大前提として、この企業はどこにでもあるような普通の化粧品メーカーではない。ニッチな悩みを狙い撃ちする「北の快適工房」を武器に、実店舗を持たない完全オンライン型で高収益を叩き出してきた。独自のWebマーケティング手法は、ビジネスパーソンなら一見の価値がある。
そんな同社が提供する株主優待には、並々ならぬこだわりが詰まっている。カタログから選ぶようなありふれた金券やクオカードではない。自社で開発し、世間で話題を呼んでいる本気の自社スキンケア製品がそのまま自宅に届くのだ。日々のスキンケアを一新させるような実用的なアイテムを手に入れられるとあって、個人投資家の間では毎年熱狂的な支持を集めている。
ただ、配当金と優待のバランスをどう見るか。株価の変動リスクや、直近の業績推移を踏まえた総合的な利回りを計算しなければ、痛い目を見ることもある。表面的な数字に踊らされず、その裏側にある真の価値を見極める目が求められる。
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