世界で一番おいしいコカ・コーラはメキシコ製?
「コカ・コーラが一番おいしい国はどこですか?」という質問に対して、多くの人がメキシコの名前を挙げます。実は、メキシコは世界でもっともコカ・コーラを飲む国の一つで、一人当たりの消費量は世界トップクラス。その理由のひとつとして、味の良さがよく取り上げられます。
メキシコで販売されているコカ・コーラの特徴は、甘味料にサトウキビ糖を使っている点です。多くの国ではトウモロコシから作られる高果糖 corn syrup(HFCS)が使われているのに対し、メキシコのコカ・コーラは昔ながらの製法を守っているため、すっきりとした甘さと深いコクがあると評判です。特にガラス瓶入りのものは、「味がまろやかで後味がきれい」と、ファンの間ではじゅうぶんすぎるほど有名です。
実は2013年ごろから、この「メキシコのコカ・コーラが一番うまい」という話はアメリカでも話題になり、一部の飲食店ではあえてメキシコ製のコカ・コーラを輸入して提供するケースも出てきました。日本で手に入るのは難しいですが、機会があれば、一度その味を確かめてみたいものです。
味の好みは人それぞれですが、歴史と文化がつくる「おいしい」には、ただの甘さ以上のものがあります。コカ・コーラひとつを取ってみても、そこにはその国の食の背景がしっかり現れているのです。
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