世界で最も肉を食べる国はどこ?

世界で1人当たりの肉の消費量が最も高いのはアメリカです。牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉を合わせた年間消費量は、一人あたり100kgを超え、これは世界で唯一の記録です。広大な国土と豊かな農業資源を持つアメリカでは、ハンバーガーやステーキ、ベーコンエッグなどが日常的な食事として親しまれ、肉食文化が根付いています。

それに次ぐのはイスラエルオーストララリア、南米のアルゼンチンチリなど。特にアルゼンチンは高品質な牛肉が有名で、伝統的な「アサド」(バーベキュー)は国民的行事ともいえるほどです。

一方、日本は1人あたり年間約42kgの肉を消費。鶏肉と豚肉が中心で、近年は焼肉の人気やファストフードの普及により、肉の摂取量はゆっくりと増えていますが、OECD諸国平均にはやや届かない水準です。牛肉といえば霜降り和牛が有名ですが、日常的には安価でヘルシーとされる鶏むね肉やひき肉がよく使われます。

世界の肉消費量は、その国の気候、文化、経済、宗教観にも大きく影響されます。たとえばイスラム教やヒンドゥー教の影響で牛肉や豚肉を控える国も多い一方で、アメリカや南米諸国では肉が食文化の中心となっています。肉の選び方ひとつにも、その国の歴史と生活が見えてきます。

関連項目

詳細記事

関連トピック