丑三つ時ってどんな時間?

朝の3時というと、多くの人がまだ深い眠りについている時間帯ですよね。この「朝3時」は、実は昔から「丑三つ時(うしのときに)」と呼ばれています。丑の時間は午後1時から午後3時までを指すこともありますが、迷信や伝承の世界では、深夜から早朝の3時を「丑三つ時」と言い、不思議な出来事が起こるといわれる時間帯です。

この言葉の由来は、中国の干支に基づく時間の区切り方にあります。1日を12の動物で分ける「十二時辰(じゅうにじしん)」という考えで、「丑」は午前1時から3時までの2時間を指しますが、その真ん中、つまり丑の刻(うしのこく)の三つ、すなわち3時が「丑三つ時」と呼ばれるようになったのです。

昔の人は、この時間帯を「陰気が最も強い時」と考え、妖怪や幽霊が出ると信じていたようです。今でも夏の夜の怪談話で「丑三つ時に…」という言い回しを耳にすることがありますよね。現代ではもちろん、科学的に特別なことは起きませんが、静まり返った深夜3時という時間の雰囲気は、どこか神秘的で、物語の舞台にはぴったりです。

だから、「朝の3時」というと、単なる時刻ではなく、「丑三つ時」という古い言い伝えが思い出される、特別な瞬間でもあるんです。

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