心拍数が40回/分まで下がるとどうなる?知っておくべき症状と注意点

一般的な成人の安静時心拍数は1分間に60〜100回程度ですが、何らかの原因で心拍数が40回/分前後まで減少する状態は「徐脈(じょみゃく)」と呼ばれ、注意が必要です。

心拍数がここまで低下すると、心臓から全身へ送られる血液の量が不足し始めます。初期の症状としては、ふらつきやめまい、全身の強い倦怠感、脱力感、日常のちょっとした動作での息切れなどが現れることが多くあります。「単なる疲れ」と見過ごされがちですが、身体からの大切なサインです。

さらに症状が重症化すると、脳への血流が一時的に途絶えて意識を失う(失神する)リスクが高まります。また、心臓がポンプとしての機能を十分に果たせなくなることで心不全を合併し、激しい呼吸困難や足などの深刻なむくみが引き起こされる危険性もあります。

徐脈の原因には、不整脈の一種である「洞不全症候群」や「房室ブロック」のほか、加齢や特定の薬の副作用なども関係しています。もし普段より明らかに脈が遅かったり、めまいや強いだるさを感じたりした場合は、無理をせず早めに循環器内科などの医療機関を受診してください。

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